Column
伝統のボブスタイルは長年に渡って支持される理由があった!
30数年間支持され続けるベストセラーボブスタイル。
日本人の黒髮、癖が比較的に少ない直毛の素材に合うスタイル。
だからこそ
古くから存在していたボブという髪型。時代に応じて少しずつ変化しながらも、今日に至るまで連綿とお客様に愛されつずけて来たスタイル。
ボブとはシンプルなスタイルの代表格と考えます。
だからこそ時代に合ったデザインが生まれ、一人ひとりが自分らしいボブを求めておられる方が増えておられます。
デザインに、ボブの正解はありません。
30数年前のボブは みんな同じデザインボブを欲しかった時代かな!
20年前は同じボブのスタイルの反動からかボブの形を崩すことが始まり、ラインを不揃いにしたり、セニングを多様したりカットで作る軽さによってボブに個性が生まれたかな。
10年前はカラー、ホイルワークなどカラーの技術にマッチしたボブを提案が出て来た兆しでした。。髪の明るさで軽さを表現する手段でのカラーボブ、ボブスタイルの幅がより広がり今日につずく(私に似合うボブとは?)という問いがお客様の中で芽生えていると感じます。
そんな今こだわりたいのはベーシック技術で紡ぎだす髪が揺れ動く時の美しさかなと思います。
サロンワークでいつもボブヘアーに意識していることは、お客様のご希望もありますが、長さの設定を似合わせの中で一番しめるので、ここを一番慎重にお客様と考えます。お顔の作り、首の長さ、肩幅、などを考慮して一番バランスの良い長さを見極めて、さらに横から見た時の丸さの位置を考えます。この丸みの位置も大切で、お顔が細い方は細さをカバーできる丸さにし、お顔が丸方はお顔が細く見えるように丸みを変えたりします。またご自分では見えませんがバックの丸みの位置もとても大切です。ヘアースタイルは後ろから、横から見られる傾向がありますのでシンプルなスタイルなボブにはごまかしが効きませんので絶えず勉強です。